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利子率・地代・地価の法則的関連

2011.11.04

地代、平均的利子率、地価の3者の間には次のような法則的関連がある。第一は「地代が高ければ地価も高くなる」こと。第2は「地代が低ければ地価も安い」こと。第3は「利子率が低ければ地価は高い」こと。第4には「利子率が高ければ地価は安い」こと、などである。土地はわれわれの社会では、地代という名の定期的貨幣収入を生む。人間の労働の生産物でない土地が、この地代出産という資本主義的特性によって価値物となる。だから土地は人間の私的所有の対象となり、所有権の誕生をみるのである。

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この所有権は、地代出産という特性を背景に「売った」「買った」の土地流通活動を展開していくこととなる。以上みてきたように、土地は地代という名の資本主義的特性によって、無価値の自然物から一挙に価値物へと転化するが、地代そのものにもいくつかの資本主義的特性がついて回わっていることも見逃すわけにはいかない。地代を資本還元した地価は、いうなれば平均的利子率で割った擬制資本の貨幣的評価(額)であるが、同時に地代は土地所有者(地主)とその利用者(資本)の間の剰余価値の配分を意味するものであり、この剰余価値配分の構成比は、経済を支配する生産要素(土地、資本、労働)所有者間の力関係を反映するものとなる。





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