住宅を購入する場合には、必ず「頭金」が必要である。これは、どんな金融機関でも売買価格の八〇%以上のお金は貸してはくれないからだ。もっとも一〇〇%ローンを借りて購入することも不可能ではない。ただ、その場合、次のような条件が必要だ。(1)購入物件のほかに、担保物件を用意できること。(2)返済額が、最高でも年収の四〇%を超えないこと。このようなローンの借り方は、「ブルーローン」といっているが、利用できたとしても、月々の返済が大変なことを考えると、そんなにマルマル借りてしまうわけにはいかない。約三〇〇〇万円の物件であれば、六〇〇万円。これに登記費用、保証料、印紙税などの諸経費を加えて一〇〇万円、合わせて七〇〇万円ぐらいのお金が必要となってくる。さらに、中古物件であれば、仲介手数料として物件価格の三%プラス六万円か加わる。これだけはどんなことをしても用意しておかないと、いくら金利が安くなったとか、物件価格が買いやすくなったといっても、住宅を手に入れることはむずかしい。今、マンションが、ものすごい勢いで売れていることを考えると、頭金をどのように工面したかは知らないが、皆しっかりと用意していることは確かだ。したがって、住宅がほしいと考えているあなたも、頭金をしっかりとためられるかどうかが、重要なポイントになってくることを、心得てほしい。
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